演奏者について
篠笛、能管 / 京都生まれ。
同志社大学哲学および倫理学専攻卒業。篠笛を鯉沼廣行氏に、能管を一噌幸弘氏に師事。
1997年5月、兵庫県白毫寺で初リサイタルを開催。 1997〜98年にかけてNHK Hi-Vision作品、創作舞踊「蜘蛛」の音楽で能管を担当する(管野由弘作曲・池畑慎之介他出演、'98年10月放送)。1998年、シャンパンで名高いモエ・シャンドン社の「ドン・ペリニオン&日本懐石の饗宴」に招かれ、フランス・シャンパーニュ地方の迎賓館にて演奏し好評を博す。2000年6月、 NHK教育TV「今夜もあなたのパートナー」に出演。2003年、NHK大河ドラマの東北をテーマにした作品の公開録画コンサートに出演。仙台フィル(指揮:外山雄三)と共演。
現在、能管と篠笛による自身の曲をコントラバスやギターなどの西洋楽器、琴や太鼓などの和楽器と共演する他、ターン・テーブルや岩下徹(舞踏家・山海塾メンバー)などと共演。ジャンルを超えた、新しくオリジナリティ溢れた奏法を確立し、各方面から高い評価を得ている。まるで時代が遡ったような、どこか懐かしく、魂に響く竹笛の調べを現代の人びとの心にどう響かせるかをテーマに、精力的にチャレンジし続けている。
今後、最も活躍が期待されているアーティストの1人である。
大久保宙とは、2002年RANBOOで共演後、ソロ・コンサートにゲスト出演などで数多く参加、2004年にはDUOコンサートも行った。同年、大久保宙ソロCD「BUMBA」(HCO MUSIC)にフューチャリング・アーティストとして参加。
オリジナル作品集
CD:「彼は誰れ」「篠笛カラオケ道場」 (bamboo)
教則本:「篠笛のお稽古〜入門編〜」 (bamboo)
「和太鼓&横笛/フルート アンサンブル曲集」(ATN)
「音符で学ぶ やさしい篠笛教本」(ATN)
参加CD:「崩壊の神話」(fontec)、「雅」(ベーシック・ビデオ・アーツ)、「BUMBA」(HCO MUSIC)、「ぽう」(PAW music)「Angelus CAOLILA」(nakiwarai music) 他多数。
マリンバ/岐阜県出身
10才よりマリンバの演奏を始める。 岐阜県立加納高等学校音楽科卒業。 桐朋学園大学音楽学部打楽器科卒業。同大学研究科修了。 その後、各地でマリンバ・ソロ・デュオ・アンサンブルの演奏を主に活動している。
1995年、マリンバ・デュオ、Clair Duoを結成し、96年、第6回全日本ソリスト・コンクール部門優秀賞、98年、第1回全日本マリンバ・コンクール、DUO部門グランプリを受賞。
1999年10月、韓国ソウルにおいて海外デビュー・コンサートを行い、その後マレーシア、台湾、アメリカの各地でのコンサートツアーに参加。
2001年夏、ベルギーで開かれたインターナショナル・パーカッション・フェスティバル、2002年4月にはケネディー・センター(ワシントンD.C)で演奏し、好評を博す。
また、作曲や数々の編曲も手がけ、ロシア・サンクトペテルブルグ管弦楽団の来日公演のアレンジも担当する。
2004年7月に、マリンバ・ソロCD「LARGO」を発売。2005年には新たにソロCD、そして篠笛&打楽器とのユニットCD発売予定。
マリンバを安倍圭子、大江暢子の両氏に師事。
[ 著 書 ]
マリンバ、シロフォン、ヴァイブラフォン 鍵盤打楽器ベーシック・メソッド
マリンバ、シロフォン、ヴァイブラフォン 鍵盤打楽器4マレット・テクニック
初心者から上級者まで 1台のマリンバによるソロ/ソロ&伴奏 マリンバ・ソロ曲1
初心者から上級者まで 1台のマリンバによるソロ/ソロ&伴奏 マリンバ・ソロ曲2
初心者から上級者まで 1台のマリンバによるソロ/ソロ&伴奏 マリンバ・ソロ曲3
初心者から上級者まで 1〜4台のマリンバによる マリンバ・デュエット&アンサンブル曲集
[ 監 修]
バークリー/プラクティス・メソッド ヴァイブラフォン